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【初心者必見】辻村深月のおすすめを読む順番|失敗しない最初の1冊はコレ

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数多くの作品がある辻村深月さんの小説は、どれから読めばいいか迷いますよね。

辻村作品の魅力を最大限に味わうためには、あなたの「読みたい気持ち」に合った順番で読み進めることが何よりも大切です。

この記事では、初心者の方が最初に読むべき1冊から、感動したい・驚きたいといった目的別のおすすめコース、さらには作品同士のつながりを楽しむ上級者向けの読み方まで、失敗しない読む順番をわかりやすく解説します。

目次

辻村深月作品を初めて読むならこの順番

辻村深月さんの作品は、感動的な青春小説から本格ミステリーまで幅広く、どれから読むべきか迷いますよね。

もしあなたが辻村作品の世界に初めて触れるなら、まず代表作で作家の魅力に触れ、次に自分の読みたいジャンルを選ぶという順番がおすすめです。

この方法なら、作品とのミスマッチを防ぎ、物語の世界に深く没入できます。

これから、なぜこの順番が良いのか、具体的な作品を交えてステップごとに解説していきますね。

最初の1冊は『かがみの孤城』から

辻村深月作品の入り口として、まず手に取っていただきたいのが『かがみの孤城』です。

この作品は2018年に本屋大賞を受賞し、アニメ映画化もされた辻村さんの代表作。

物語が1冊で美しく完結しており、シリーズの前提知識が不要なため、初心者の方が最初に読むのに最適な1冊です。

居場所をなくした中学生たちが鏡の中の城に集められるというファンタジー要素がありながら、彼らが抱える心の痛みがリアルに描かれています。

累計発行部数は200万部を突破しており、多くの読者の心を掴んできました。

ミステリーとしての伏線回収も見事で、読み終えた後には温かい感動と、前を向く勇気をもらえます。

心を揺さぶる物語を体験したいあなたにとって、『かがみの孤城』は最高のスタートになるでしょう。

次に読む本は自分の読みたいジャンルで選択

『かがみの孤城』で辻村作品の魅力に触れたら、次はあなたの「読みたい」という気持ちを大切に、好きなジャンルから作品を選びましょう。

辻村さんの作品はジャンルが多彩なため、自分の好みに合わせて次の1冊を選ぶことで、読書の楽しみがさらに広がります

例えば、心温まる感動的な物語が好きなら『ツナグ』、少し不思議なSFミステリーに惹かれるなら『凍りのくじら』がおすすめです。

アニメ業界の熱い人間ドラマが読みたい場合は『ハケンアニメ!』を選ぶなど、その時の気分に合った作品選びが可能です。

このように、自分の興味があるジャンルから読み進めることで、飽きることなく辻村ワールドを探求できます。

作品同士のゆるやかなつながりも大きな魅力

辻村作品の楽しみ方をさらに深める要素として、作品同士のゆるやかなリンクが挙げられます。

複数の作品に同じ登場人物や組織、地名が登場することがあり、これに気づくと物語の世界が一気に広がります。

この仕掛けは、熱心な読者へのプレゼントのようなものです。

代表的な例として、クリエイターの卵たちが集まるアパートを描いた『スロウハイツの神様』と、その登場人物の一人が関わる『V.T.R.』があります。

2つの作品を読むことで、登場人物の背景やその後の人生をより深く理解できるのです。

他にも『凍りのくじら』と『ぼくのメジャースプーン』では、重要な舞台が共通しています。

もちろん、それぞれの物語は独立して楽しめます。

しかし、読み進めていくうちに点と線がつながるような発見があり、もう一度前の作品を読み返したくなるのも辻村作品の奥深さと言えます。

デビュー作から刊行順に読む楽しさ

もしあなたが辻村深月という作家をじっくりと味わいたいなら、デビュー作から刊行された順番に読んでいくのも一つの楽しみ方です。

この読み方を選ぶと、初期作品の荒削りながらも鮮烈な魅力から、円熟していく作風の変化まで、作家の軌跡を追体験できます

デビュー作は、2004年に第31回メフィスト賞を受賞した『冷たい校舎の時は止まる』です。

雪に閉ざされた高校を舞台にした8人の生徒たちの物語は、後の作品とはまた違った緊張感と切なさに満ちています。

ここから出発することで、辻村作品の原点に触れることが可能です。

すべての作品を制覇したいと考える読書家の方にとって、刊行順読破は、作家と共に歩むような特別な読書体験となるはずです。

【目的別】辻村深月おすすめの読む順番3選

辻村深月さんの作品を読む順番は、あなたの読書の好みに合わせて選ぶことが最も大切です。

感動したいのか、驚きたいのか、それとも作品世界の奥深さに触れたいのか。

ここでは、目的別に3つのコースを用意しましたので、ご自身の気持ちに合うものから試してみてください。

どのコースを選んでも、辻村深月作品ならではの魅力に触れられます。

まずは気になるコースを選んで、物語の世界へ飛び込んでみましょう。

感動と余韻に浸る初心者向け王道コース

心の機微に触れる物語を読み、読了後に深い余韻と温かい感動に包まれたいあなたには、この王道コースがおすすめです。

特に、社会人になって日々の忙しさの中で心を揺さぶられる体験を求めている方にぴったりの順番といえます。

このコースでは、まず本屋大賞を受賞した代表作『かがみの孤城』から始めます。

単体で物語が完結しており、登場人物たちの繊細な感情描写が胸を打つため、初心者でも安心して世界観に没入できます。

次に、家族との関係性を描いた『凍りのくじら』、そして死者と生者の絆を描く『ツナグ』へと読み進めることで、さまざまな形の「愛」に触れ、心が満たされる読書体験ができます。

これらの作品を順番に読むことで、辻村深月さんが描く人間の心の温かさや希望を存分に味わえます。

読み終えたときには、きっと明日を生きる活力が湧いてくるはずです。

どんでん返しが魅力のミステリーコース

物語に散りばめられた謎や伏線を追いかけ、最後のどんでん返しに「そうだったのか!」と驚きたいあなたには、このミステリーコースがぴったりです。

巧みなストーリー構成で、ページをめくる手が止まらなくなること間違いありません。

まずは、閉鎖された空間での謎が深まるデビュー作『冷たい校舎の時は止まる』から始めましょう。

緻密に構成された物語と衝撃的な結末は、ミステリー好きの期待を裏切りません。

次に、さらに複雑な伏線が張り巡らされた『子どもたちは夜と遊ぶ』で、その構成力に圧倒されてください。

最後に、青春のきらめきと切なさが交差する『名前探しの放課後』を読むことで、ミステリーの枠を超えた人間ドラマの深さを感じられます。

この順番で読むと、辻村深月さんのミステリー作家としての卓越した技術を体感できます。

物語の結末にたどり着いた時の爽快感は、一度味わうと癖になるでしょう。

世界観のつながりを味わう上級者コース

辻村深月作品の大きな魅力の一つが、異なる物語の世界がゆるやかにつながっている点です。

ある作品の登場人物が、別の作品に意外な形で現れることがあります。

このコースは、そうした作品間のリンクを発見し、物語の世界をより立体的に味わいたい上級者の方におすすめです。

例えば、『スロウハイツの神様』を読んだ後に『V.T.R.』を読むと、登場人物たちのその後の人生を垣間見ることができ、彼らへの愛着がさらに深まります。

また、『凍りのくじら』から『ぼくのメジャースプーン』、そして『名前探しの放課後』へと続く流れは、舞台や登場人物の関連性に気づいた瞬間の鳥肌が立つような感動を味わえます。

これらの発見は、読書体験を何倍にも豊かにしてくれます。

一度読んだ作品でも、他の作品とのつながりを知ることで新たな側面が見えてきます。

点と点がつながり線になるような、奥深い読書の楽しみ方をぜひ体験してください。

映像化で話題の辻村深月作品一覧

辻村深月さんの作品は、その感動的な物語から数多く映像化されています。

物語の世界観を掴みやすく、初心者の方にとって映像化作品から入るのは特におすすめの入り口です。

原作を読む前に映像を観るか、読んだ後に観るかで楽しみ方が変わるのも魅力と言えます。

気になる作品を見つけたら、まずは映像で物語に触れてみてください。

その後に原作小説を読むと、登場人物の心情や伏線への理解が深まり、二度楽しめます。

映画『かがみの孤城』

学校に居場所を見いだせない中学生たちが、鏡の向こうの不思議な城で出会い、成長していく物語です。

この作品は第15回本屋大賞を受賞しました。

2022年に公開されたアニメ映画は、興行収入10億円を突破するヒットを記録し、原作の感動を美しい映像で表現しています。

登場人物たちの繊細な心の動きに共感し、読み終えた後には温かい涙とともに、明日へ踏み出す勇気をもらえる作品です。

映画『ツナグ』

生きている人が、亡くなった人に一度だけ会えるように仲介する使者「ツナグ」を描いた連作短編集です。

第32回吉川英治文学新人賞を受賞した作品です。

2012年に公開された映画では、松坂桃李さんが見習いのツナグを、樹木希林さんが祖母のツナグを演じ、興行収入17億円を超える感動作となりました。

家族や友人、恋人など、大切な人とのつながりを考えさせられる物語で、心に深い余韻を残します。

映画『ハケンアニメ!』

アニメ業界を舞台に、新人監督と天才監督が覇権をかけて奮闘する、熱いお仕事小説です。

この作品も2015年の本屋大賞を受賞しています。

2022年に実写映画化され、劇中に登場する2本のアニメーションが実際に制作されるなど、作り手の情熱が伝わる作品として話題になりました。

仕事にかける人々の葛藤や情熱に胸が熱くなり、自分の仕事や夢に対するモチベーションも高まります。

ドラマ『スロウハイツの神様』

人気作家の脚本家と、彼を慕うクリエイターたちが共同生活を送るアパート「スロウハイツ」での人間模様を描いた青春群像劇です。

2017年にNHK BSプレミアムで全10回の連続ドラマとして放送され、原作の世界観が丁寧に再現されています。

他の辻村深月作品とのつながりも多い作品なので、原作を読んでからドラマを観ると、キャラクターたちの背景をより深く理解できます。

読者を惹きつける辻村深月作品の魅力

辻村深月さんの作品が多くの読者の心を掴んで離さない理由は、登場人物たちの心の動きを、まるで自分のことのようにリアルに感じられる点にあります。

誰もが心の奥に隠している感情を丁寧にすくい取り、物語として描き出してくれます。

これから、その魅力の核心である3つのポイントを解説します。

心の機微を捉えたリアルな人物描写

辻村作品の大きな魅力は、登場人物が抱える、言葉にしづらい複雑な感情を丁寧に描き出す描写力です。

憧れと嫉妬、好意と劣等感など、誰もが一度は経験したことのある矛盾した感情の揺れ動きが、ごまかすことなく綴られています。

そのため、読者は登場人物の誰かに自分自身を重ね合わせ、「この気持ち、分かる」と深く共感しながら物語を読み進めることができます。

青春の輝きと痛みを両立する物語

辻村さんの作品では、青春時代のキラキラした時間だけでなく、その裏側にある焦りや痛みまでをも鮮やかに描き出すことが特徴です。

友人関係の悩み、叶わなかった恋、将来への漠然とした不安など、大人になる過程で経験するほろ苦い記憶を呼び覚ますようなエピソードが数多く登場します。

楽しいだけでは終わらない青春の光と影を描くからこそ、物語に深みが生まれ、読者の心に長く残り続けるのです。

巧みな伏線回収と驚きの結末

物語の随所に散りばめられた伏線が、ラストで鮮やかに収束していく構成の巧みさも、読者を夢中にさせる要素です。

何気ない一言や情景描写が、実は結末に大きく関わる重要なピースとなっています。

すべての謎が解き明かされたとき、「あの時のあれは、このためだったのか」という驚きと爽快感を味わえます。

この見事などんでん返しがもたらすカタルシスが、次の作品も読みたいと思わせる原動力になるのです。

まとめ

この記事では、数ある辻村深月さんの作品の中から、あなたの心に響く一冊と出会うための読む順番を解説しました。

大切なのは、感動したい、驚きたいといったあなたの「読みたい気持ち」に合わせて作品を選ぶことです。

まずはこの記事で紹介したコースを参考に、気になる作品を手に取ってみましょう。

きっと明日への活力が湧いてくるような、特別な読書体験があなたを待っています。

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